板書計画

チョークさんと通帳さんの放課後トーク「収支を把握できない先生」だった私が気づいたこと

チョークさんと通帳さんの放課後トーク

チョークさん:ねぇ通帳さん、ちょっと聞いて!新採のころのわたし、給料日になるたび外食してたんだ。

通帳さん:あらまぁ、それはそれで楽しそうだけど…残高は大丈夫だったの?

チョークさん:それがね、ボーナスではソファーやベッドを新調、おしゃれにも気をつかって、服を何着も買ってたの。けど、着ていく場所がないのよね。

通帳さん:「買って満足」タイプだね(笑)それで、収支の管理は?

チョークさん:まったくしてなかった!今思うとゾッとする。今日はそんな当時の“通帳まわり事情”を振り返ってみようと思うんだ。

① メインバンク(地方銀行)

チョークさん:まずは給料口座。手取りは18万円くらい。そこから家賃5.5万円、水道光熱費1.5万円、通信費1万円、車のローン2.5万円…。引き落としばっかり!

通帳さん:なるほどねぇ。社会人になった実感はあるけど、「お金の流れ」は見えてなかった感じ?

チョークさん:うん、まさにそれ。残高が減っていくのを眺めてるだけの日々だったよ。

② 奨学金返済用通帳(地方銀行)

チョークさん:大学の授業料のために240万円くらい借りてたから、毎月1.3万円ずつ返済してたの。この通帳には毎月2万円入れて、余った7,000円を貯金してた。

通帳さん:コツコツしててえらいじゃない!

チョークさん:でもね、ATMをはしごして自分のお金を別の自分の通帳に移してたの。あの時間、返してほしい(笑)

通帳さん:それは確かに非効率だね。今はスマホでポチッと送金できるもんね。

③ 親への仕送り・貯金通帳(ゆうちょ銀行)

チョークさん:大学時代、家賃も仕送りも出してもらってたから、社会人になってからは恩返しのつもりで毎月1万円を母に送ってたんだ。

通帳さん:素敵だね。手数料とか気にならなかった?

チョークさん:当時は100円払って送ってたよ(笑)そのとき3万円入れて1万円送金、残り2万円を貯金してたの。今思うと毎月2.7万円貯めてたの、えらいよね?

通帳さん:うん、がんばってたと思う!でも時間や手数料の使い方は、今のチョークさんの方が上手そうだね。

おわりに:あの頃の自分に伝えたいこと

チョークさん:社会人1年目の通帳事情を振り返ってみると、あの頃の自分に「少しずつでもお金の流れを見える化してね」って言いたくなる。

通帳さん:うん、失敗も経験だよ。お金との付き合い方って、歳を重ねるほど上手くなるものだし。

チョークさん:ほんとだね。今は通帳さんとちゃんと会話できてるもんね(笑)

通帳さん:これからもよろしくね、チョークさん!

チョークさん:うん!いつか「今の通帳事情」もみんなに話したいな。

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ひと息さん
ひと息さん
7年間教員として子どもたちや保護者と関わる中で、「人生の計画を立てることの大切さ」を感じてきました。先生の仕事、プライベートの充実、節約貯金投資など、頑張りすぎず、でも前向きに。そんな働き方や暮らし方を一緒に考えられる場を目指します。FP3級/メンタルヘルス・マネジメント2種3種/基本情報技術者試験