4月が一番しんどい。それでいい。週末、少しだけ自分を休ませてあげてください。

「学校に着いたら、もう疲れている」
「名前をまだ全員覚えられていない」
「帰り道に何も考えられない」
——そんな一週間でしたか?
まず言わせてください。よく、生き延びましたね。
4月の第一週は、先生という仕事のなかで最も密度が高く、最も体力と神経を消耗する時間です。しんどいのは、あなたが弱いからではありません。それだけのことが、この一週間に詰め込まれていたのです。
第1章:4月がしんどい理由、ちゃんとあります
考えてみてください。4月はすべてがリセットされる月です。クラスも、担当学年も、隣の席の先生も、子どもたちとの関係も——全部が「初めまして」から始まります。
新しいクラスの把握、保護者への対応、山積みの書類、年度初めの行事準備——これらがすべて、最初の一週間に集中してやってきます。どんなベテランでも、4月の第一週は消耗します。
それに加えて、若手の先生には「完璧にやらなきゃ」という見えないプレッシャーがのしかかってくる。子どもたちの前で自信なさそうに見せてはいけない、保護者に頼りなく思われてはいけない——そんな気持ちで、ずっと気を張っていたのではないでしょうか。
疲れるのは当たり前です。むしろ疲れていない人がいたら、それは何かが抜けているくらいです。
第2章:先輩先生の本音——あの頃、私も同じだった
ある先生はこう話してくれました。
「1年目の最初の週、子どもたちの名前が全然覚えられなくて、出席をとるたびにドキドキしていました。家に帰るとソファに倒れ込んで、そのまま夕飯も食べずに寝てしまった日もあります」
別の先生はこんな経験を話してくれました。
「提出書類の締め切りを一日間違えて、主任の先生に謝りに行ったこともあります。あのときは本当に穴があったら入りたかった。でも今から思えば、それもひとつの経験でした。」
どの先生も、最初は手探りで、失敗して、それでもなんとかやってきました。先輩がかつてそうだったという事実は、いまのあなたへの一番の安心材料です。
誰も最初から完璧な先生ではありません。あなたが今感じているしんどさは、教師として育っていくための正しい道のりのなかにあります。
第3章:週末、自分をリセットする3つのこと
難しいことは書きません。今週末、すぐにできることを3つだけ。
01 ぐっすり寝る
土曜の朝はアラームをかけないでください。目が覚めるまで寝てください。睡眠は最強のリセット手段です。「あれをしなきゃ」という気持ちをいったん脇に置いて、身体を休めることを最優先にしてください。
02 学校のことを考えない時間をつくる
好きなドラマを観る、散歩に行く、何も考えずにカフェでぼーっとする——なんでもいいです。2時間だけでいい。「学校モード」のスイッチをオフにする時間が、来週の自分をつくります。
03 小さな達成を1つだけ振り返る
今週、うまくいったことを1つだけ思い出してみてください。子どもが笑顔を見せた瞬間、授業でひとつ手応えを感じた場面、先輩に「ありがとうございます。」と言えた場面——どんな小さなことでもいい。その1つが、来週を乗り越える燃料になります。
4月は、先生として一番体力を使う季節です。
でも、今週あなたが教室に立ち続けたこと、
それだけで十分、すごいことです。
来週も、完璧じゃなくていい。
また月曜日、教室でがんばりましょう。








