現状を知れば、固定費は減らせる!
現状を知ることができれば、固定費を減らすことができます。今回は、私がこれまでに改善してきた固定費の見直しについてお話しします。
① 生命保険と医療保険の見直し
教員1年目のころ、毎日忙しく過ごしていた放課後、保険の営業の方が職員室に来られました。そのときは特に加入するつもりもなくスルーしていました。
しかし2学期、体調が悪いまま始業式や学級活動を終え、熱を測ると39.0℃。病院で扁桃腺炎による入院が決まりました。3泊で済んだものの、自分の健康を考えるきっかけになりました。
それなのに、私は「保険に入れば安心」と勘違いしてしまい、職員室に来ていた保険屋さんに相談してしまいました。結果、生命保険(死亡保障3000万円)に加入。さらに医療保険にも2つ加入し、月々1万2千円も支払うことに……。
今思えば、家族を養う立場でもないのに、なぜ入ったのかと反省しています。現在はファイナンシャルプランナー3級の勉強を通して、公的医療保険の仕組みを理解し、生活防衛資金を貯めて保険を解約。その結果、年間12万円以上の節約ができました。
② スマホ代・通信費の見直し
高校時代からiPhoneを使い続けてきました。友人がみんなiPhoneだったこともあり、「これが普通」と思っていました。大型キャリアの契約で、毎月の通信費は約1.5万円。
しかし、楽天カードを作る際に楽天モバイルの存在を知り、すぐに乗り換え。通信費が0円になるキャンペーンに飛びつき、1年間ほぼ無料で使えました。その後も月1800円~3000円程度で利用できています。
さらに、iPhoneが壊れたタイミングで低価格のAndroid端末(約2.3万円)に変更。一括払いのスッキリ感は格別でした。写真もあまり撮らないタイプの私には、十分すぎる選択でした。
③ 固定費を「見える化」して気づいたこと
水道・電気・ガス・住宅費も見直しましたが、契約条件の都合で変更は見送りました。それでも、自分の固定費がいくらかかっているかを把握できたことが大きな一歩です。
毎月の支出が「なんとなく」から「数字で見える」ようになると、心が軽くなります。節約は我慢ではなく、現状を知ることから始まるのかもしれませんね。
まとめ:小さな見直しが大きな安心に
固定費の見直しを通して感じたのは、「知らないまま払っているお金」が意外と多いということ。スマホ代、保険料、通信費……ほんの少し調べて動くだけで、生活はずいぶん楽になります。
あなたもまずは、自分の毎月の固定費を「見える化」してみませんか?数字を知ることで、きっと前向きな一歩が踏み出せるはずです。




