はじめに

年末が近づくこの時期、来年の家計を見直す絶好のタイミングです。特に「車」と「保険」は、多くの家庭で固定費の大部分を占める金食い虫。しかし、一度見直せば毎月自動的に節約効果が続く、コストパフォーマンスの高い改善ポイントでもあります。

今回は、車と保険の見直しポイントを具体的に解説します。

車関連の固定費を徹底見直し

1. 本当に車は必要?利用頻度を確認

まず冷静に考えたいのが「車の必要性」です。

  • 週末しか乗らない
  • 年間走行距離が5,000km以下
  • 近くにカーシェアやレンタカーがある

これらに当てはまるなら、思い切って手放すことで年間30〜50万円の節約も可能です。車の維持費は、駐車場代、保険料、車検代、税金、メンテナンス費用など、乗らなくても年間数十万円かかります。

2. 自動車保険の見直しポイント

保険料を下げる5つのチェック項目

補償内容の見直し

  • 車両保険は本当に必要?中古車なら外すことで保険料が半額になることも
  • 対人・対物は無制限を維持しつつ、不要な特約を削る
  • 弁護士費用特約が重複していないか確認

等級の引き継ぎ漏れがないか

  • 家族間での等級引き継ぎを活用していますか?
  • 子どもが独立したら等級を譲渡することで大幅節約

走行距離区分の適正化

  • 年間走行距離が少ないなら、距離に応じた割引プランへ
  • テレワークで通勤が減った人は要チェック

一括見積もりで相見積もり

  • 同じ条件でも保険会社によって年間3〜5万円の差
  • ネット型自動車保険なら代理店型より2〜3割安くなることも

支払い方法の変更

  • 年払いにすると月払いより5〜10%お得
  • クレジットカード払いでポイントも貯まる

3. 車検・メンテナンスの見直し

  • ディーラー車検から民間整備工場や車検専門店へ変更で3〜5万円節約
  • 法定点検以外の過剰整備を断る勇気を持つ
  • タイヤやオイルはネット購入+持ち込みで安く

4. 駐車場代の見直し

  • 月額駐車場を少し離れた場所に変更するだけで月3,000〜5,000円の節約
  • 年間で3.6〜6万円の差に

生命保険・医療保険の見直し

1. 保障の重複をチェック

多くの人が気づいていない重複保障があります。

  • 会社の団体保険と個人保険で死亡保障が重複
  • 医療保険が複数あって入院給付金が過剰
  • クレジットカードの付帯保険と重複

2. ライフステージに合った保障額か

見直しが必要なケース

  • 子どもが独立したのに高額な死亡保障を維持している
  • 住宅ローンを完済したのに保障額が変わっていない
  • 貯蓄が増えたのに医療保険が手厚すぎる

3. 掛け捨て vs 貯蓄型の再検討

  • 貯蓄型保険は保険料が高く、運用利回りも低め
  • 保険は保障、貯蓄は別で考える方が効率的
  • 掛け捨て保険+つみたてNISAの組み合わせがおすすめ

4. ネット保険への切り替え

  • 店舗型保険からネット保険へ切り替えで保険料が30〜40%削減
  • シンプルな保障内容で十分なら検討の価値あり

具体的な見直しスケジュール

12月中にやること

  1. 現在の車の維持費を洗い出す(年間総額を計算)
  2. 自動車保険の満期日を確認
  3. 生命保険・医療保険の証券を集めて内容確認
  4. 家計簿アプリで固定費の現状把握

1月にやること

  1. 自動車保険の一括見積もりサイトで比較
  2. 生命保険の無料相談サービスを活用
  3. 不要な保険の解約手続き
  4. 新しい保険への切り替え手続き

まとめ:年間20万円削減も夢じゃない

見直し効果の目安

  • 自動車保険の見直し:年間3〜5万円削減
  • 車検・メンテナンス:年間3〜5万円削減
  • 生命保険の見直し:年間5〜10万円削減
  • 医療保険の見直し:年間2〜3万円削減

合計:年間13〜23万円の削減が可能

固定費の見直しは最初の手続きこそ面倒ですが、一度やれば毎月自動的に節約効果が続きます。新年を気持ちよくスタートするために、年末のこの時期にぜひ取り組んでみてください。

浮いたお金は、旅行資金や趣味、投資に回せば、人生の質も向上します。2025年は「適正価格で賢く暮らす」一年にしましょう!


今すぐできるアクション

  • [ ] 車の年間維持費を計算する
  • [ ] 自動車保険の一括見積もりを取る
  • [ ] 保険証券を集めて内容を確認する
  • [ ] 家族で固定費について話し合う
ABOUT ME
ひと息さん
ひと息さん
7年間教員として子どもたちや保護者と関わる中で、「人生の計画を立てることの大切さ」を感じてきました。先生の仕事、プライベートの充実、節約貯金投資など、頑張りすぎず、でも前向きに。そんな働き方や暮らし方を一緒に考えられる場を目指します。FP3級/メンタルヘルス・マネジメント2種3種/基本情報技術者試験