教員の給料はいつ上がる?昇給のタイミングと金額を年齢別に解説

「教員の給料って、いつ・どれくらい上がるの?」
若手の先生ほど、はっきり教えてもらえないまま働いている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- 教員の給料が上がるタイミング
- 毎年どれくらい昇給するのか
- 年齢別に見た昇給の実態
- 「昇給」と「ベースアップ」の違い
を、制度ベース+現場感覚の両方から、わかりやすく解説します。
Contents
結論:教員の給料が上がるのは「年1回・1月」
まず結論から。
教員の給料は、原則として年に1回、1月1日に上がります。
- 昇給日:毎年1月1日
- 反映:1月分の給料から反映
- 多くの自治体で共通の仕組み
「4月から上がる」と思われがちですが、
実際に給料が変わるのは1月です。
教員の昇給の仕組み|号給とは?
教員の給料は「給料表」で管理されており、
- 年齢
- 勤続年数
- 経験年数
などに応じて、号給(ごうきゅう)が上がっていきます。
基本ルール
- 昇給回数:年1回
- 昇給幅:4号給アップが基本
👉 ほとんどの教員は、毎年コツコツ4号給ずつ上がっていく仕組みです。
昇給でいくら増える?金額の目安
自治体や給料表によって多少差はありますが、
- 4号給アップ=月 約7,000〜8,000円前後
- 年間では 約9〜10万円の増加
となるケースが一般的です。
ただし、年齢が上がるにつれて昇給幅は小さくなる点には注意が必要です。
【年齢別】教員の昇給の実態
20代|昇給の伸びが一番大きい時期
- 毎年4号給昇給がほぼ確実
- 月8,000円前後アップ
- 「働いた分だけ確実に増える」時期
👉 若いうちは昇給ペースが速く、給料の伸びを実感しやすいです。
30代|安定して昇給するが、伸びは緩やかに
- 基本は引き続き4号給昇給
- 金額はやや小さくなる
- 扶養・住宅などの手当が家計を左右
👉 昇給よりも「手当」や「支出管理」が重要になってきます。
40代|昇給は続くが、実感は薄くなる
- 昇給自体は続く自治体が多い
- 昇給額はさらに縮小
- 管理職になるかどうかで差が出始める
👉 「給料が上がっている感覚」が薄れやすい時期です。
50代以降|昇給は頭打ちに
- 昇給幅が大きく抑えられる
- 昇給なし、または微増の自治体も
- 退職手当を見据えた時期
👉 この頃になると、昇給よりも資産形成の有無が大きな差になります。
人事評価で昇給は変わる?
教員の人事評価は、一般的に以下のような区分です。
| 区分 | 昇給内容 |
|---|---|
| A | 8号給以上(特別昇給) |
| B | 6号給(特別昇給) |
| C | 4号給(定期昇給) |
| D以下 | 昇給抑制・なし |
実態としては、
👉 ほとんどの教員がC区分(4号給)
「評価で給料が大きく変わる」世界ではないのが現実です。
昇給とベースアップは別物
よく混同されがちですが、これはまったく別です。
- 昇給:個人の号給が上がる(毎年ある)
- ベースアップ:給料表全体が上がる(不定期)
「今年、給料があまり増えた感じがしない…」
という年は、ベースアップがなかった可能性が高いです。
昇給だけに頼るのは正直きつい
ここまで見てきた通り、
- 昇給は確実にある
- でも、増え方は年々小さくなる
というのが、教員の給料の現実です。
だからこそ、
- 支出を整える
- 制度(NISA・iDeCoなど)を知る
- 「給料以外で増やす力」を持つ
ことが、将来の安心につながります。
まとめ|教員の給料は「1月に少しずつ」上がる
- 教員の昇給は 年1回・1月
- 基本は 4号給=月7,000〜8,000円アップ
- 若いうちほど伸びが大きい
- 50代以降は頭打ち
- 昇給とベースアップは別
給料の仕組みを知っているだけで、
不安はかなり減ります。








