はじめに|「辞めたい」と思うのは、弱さじゃない

「もう限界かもしれない」
「このまま定年まで続けられる気がしない」

教員として働いていると、誰でも一度はそんな気持ちになります。
忙しさ、責任の重さ、理不尽な対応、人間関係…。
「辞めたい」と思うのは、あなたが真剣に仕事と向き合ってきた証拠です。

ただし一つだけ、大切なことがあります。
それは——感情だけで辞めると、後悔しやすいということ。

この記事では、
「教員を辞めたい」と思ったときに最初にやるべき3つの準備を、順番に解説します。


準備①|「辞めたい理由」を言葉にする(逃げと決断を分ける)

まず最初にやるべきことは、転職サイトを見ることでも、退職届を書くことでもありません。

✍ 紙やメモに、正直に書いてみてください

  • 何が一番つらいのか
  • いつからそう感じているのか
  • 我慢すれば耐えられることか
  • 絶対に譲れない価値観は何か

ここで大切なのは、
「教員という仕事が嫌なのか」
「今の環境がつらいのか」
を切り分けること
です。

よくあるケース

  • 管理職・職場環境が原因 → 異動で改善する可能性あり
  • 長時間労働・将来不安 → 働き方そのものへの疑問
  • やりがいを感じられない → キャリアの転換期

👉 この整理ができていないと、
辞めても同じ悩みを繰り返すことになります。


準備②|お金の現実を知る(不安の正体は「収入」)

「辞めたいけど、お金が不安で動けない」
これは、多くの先生が感じている本音です。

まず確認すべき3つ

  1. 今の 手取り月収
  2. 毎月の 固定費
  3. 生活防衛資金(最低3〜6か月分)

これを把握するだけで、
漠然とした不安は具体的な数字に変わります。

ポイント

  • 「今すぐ辞められない」=失敗ではない
  • 準備期間を取るのは、むしろ賢い選択

また、

  • iDeCo・NISA
  • 保険の入りすぎ
  • 固定費の見直し

こうしたお金の整理は、
辞める・辞めないに関わらず一生役に立つ準備です。


準備③|「辞めた後の選択肢」を3つ出す

辞めたい気持ちが強いと、
「辞める or 続ける」の二択になりがちです。

でも実際は、もっと選択肢があります。

教員が取りやすい選択肢の例

  • 他業界へ転職(教育×IT、福祉、コンサルなど)
  • 非常勤・講師・支援員として関わる
  • 副業から小さく始める
  • 休職して立て直す
  • 資格取得・学び直し

ここで大切なのは、
「今すぐ決めなくていい」ということ

選択肢を知るだけで、
心の逃げ道ができ、気持ちが少し楽になります。


「辞めない」という選択も、立派な決断

3つの準備をした結果、
「もう少し続けてみよう」と思う人もいます。

それは決して妥協ではありません。
情報と覚悟を持って続けることは、立派な選択です。

逆に、
「やっぱり辞めよう」と思えたなら、
それは衝動ではなく、準備された決断です。


まとめ|辞めたい気持ちは、人生を見直すサイン

教員を辞めたいと思ったときにやるべきことは、この3つです。

準備内容
① 理由の言語化感情と現実を整理する
② お金の把握不安を数字にする
③ 選択肢を知る視野を広げる

「辞めたい」と思った今こそ、
自分の人生を主体的に考え始めた瞬間です。

どうか、
自分を責めず、急がず、
一つずつ準備をしていってください。

このブログが、その最初の一歩になれば嬉しいです。

ABOUT ME
ひと息さん
ひと息さん
7年間教員として子どもたちや保護者と関わる中で、「人生の計画を立てることの大切さ」を感じてきました。先生の仕事、プライベートの充実、節約貯金投資など、頑張りすぎず、でも前向きに。そんな働き方や暮らし方を一緒に考えられる場を目指します。FP3級/メンタルヘルス・マネジメント2種3種/基本情報技術者試験