いよいよ待ちに待った冬のボーナス支給の時期が近づいてきましたね!しかし、せっかくのまとまったお金も、使い方を間違えるとあっという間に消えてしまいます。

今回は、ボーナスを「消費」するだけでなく、「投資」「将来への準備」に繋げるために、支給前にぜひ押さえておきたい8つの知識をご紹介します。


1. 支給額は「給与」ではない!手取りを正確に把握する

ボーナスは一般的に額面で案内されますが、実際にもらえるのはそこから社会保険料や所得税が引かれた「手取り額」です。

  • 知識: ボーナスにも健康保険料厚生年金保険料雇用保険料、そして源泉所得税が課されます。
  • 準備: 額面の75%〜85%程度が手取りの目安とされますが、過去の明細などで正確な控除率を事前に確認しておきましょう。

2. 予算と使途を事前に「見える化」する

「何となく使ってしまった」を防ぐために、使い道を明確にしておくことが最も重要です。

  • 知識: 衝動買いを防ぐには、「ご褒美」「固定費の補填」「貯蓄・投資」のようにカテゴリ分けして予算を割り振るのが効果的です。
  • 実践: 使うお金: (例:旅行費、家電購入、自分へのご褒美)
    貯めるお金: (例:定期預金、NISA口座への入金)
    支払うお金: (例:住宅ローン繰り上げ、車の税金用) のように、具体的な金額を設定しましょう。

3. 「貯蓄」と「投資」の割合を決める

ボーナスは、資産形成を加速させる絶好のチャンスです。

  • 知識: まずは生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分)を確保するための貯蓄を優先し、その上で余剰資金を投資に回しましょう。
  • ヒント: 投資初心者であれば、少額から始められるつみたてNISAなどの非課税制度の枠をボーナスで埋めるのがおすすめです。

4. 高金利の「使い道別ローン」に充てる

もし現在、金利の高いローン(特にリボ払いなど)がある場合は、ボーナスで一括返済や繰り上げ返済を検討すべきです。

  • 知識: 利息は雪だるま式に増えていくため、ローンの金利が投資の期待リターンを上回る場合、ローン返済が最も確実な「節約(利息の支払い回避)」になります。

5. 年内の「ふるさと納税」を完了させる

節税対策として有効なふるさと納税の期限は12月31日です。ボーナスが入るこの時期に、残りの寄付枠を消化しましょう。

  • 知識: 寄付上限額は年収や家族構成によって決まっています。ボーナスを加味した最新の年収見込みで、改めて上限額を計算し直しましょう。
  • メリット: 実質2,000円の負担で翌年の住民税が控除され、返礼品も手に入ります。

6. 特別の出費に備えて「予備費」を確保する

ボーナス時期は気が大きくなりがちですが、年末年始や新年度に向けて急な出費がないか確認しておきましょう。

  • 例:
    • 年末年始の帰省費用やお年玉
    • 来年支払う固定資産税や自動車税
    • 健康診断や人間ドックの費用
  • 対策: これらの出費をカバーするための「臨時出費口座」を設けておくと安心です。

7. 退職金制度や企業年金を確認する

企業によっては、確定拠出年金(DC)の掛け金追加や、財形貯蓄の増額ができる場合があります。

  • 知識: 会社の制度を利用した貯蓄は、一般的に優遇された金利や税制メリットがあることが多いため、まずは就業規則や総務に確認してみましょう。
  • 長期視点: 会社の制度を最大限活用することは、老後資金形成の確実な一歩となります。

8. 「自己投資」は最高の浪費!

パーソナルスキルや将来のキャリアアップに繋がる自己投資は、目先の消費よりも高いリターンを生む可能性があります。

  • 例:
    • 資格取得のための専門スクール費用
    • ビジネススキル向上を目的としたセミナー参加費
    • 新しい分野を学ぶための書籍やオンライン講座
  • 考え方: 自分の市場価値を高めるための出費は、長期的に見て給与アップや転職時の武器となり、最も賢い使い方の一つと言えます。

ボーナスは、日々の頑張りが報われた特別な収入です。この8つの知識を参考に、「使う」「貯める」「増やす」のバランスを意識した賢い使い方を実践し、充実した年末を過ごしてくださいね!

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ひと息さん
ひと息さん
7年間教員として子どもたちや保護者と関わる中で、「人生の計画を立てることの大切さ」を感じてきました。先生の仕事、プライベートの充実、節約貯金投資など、頑張りすぎず、でも前向きに。そんな働き方や暮らし方を一緒に考えられる場を目指します。FP3級/メンタルヘルス・マネジメント2種3種/基本情報技術者試験