勇気を出して本音を伝えた。けれど相手とぶつかってしまった――そんなとき、胸のざわつきや不安が消えずに苦しい人は多いです。この記事では、「事実」と「解釈」を切り離すというシンプルで効果的な方法を、今日から使えるステップで紹介します。


■唯一の方法:
「事実」と「解釈」を切り離すこと

多くの場合、つらいのは起きた事実そのものではなく、その事実に対して自分が付けた意味づけ(解釈)です。まずはこれを明確に切り離しましょう。

  • 事実:本音を伝えた。相手がムッとした。
  • 解釈:嫌われた。関係が終わった。自分が悪い。

「解釈の暴走」が心をしんどくしています。だからこそ、事実と解釈を分ける習慣が回復の鍵です。

■実践ステップ(すぐ使える)

ステップ①:紙に“事実だけ”を書き出す

「見たこと/聞いたこと」だけを書きます。感情や推測は禁止。

  • 相手の表情(例:眉間にしわを寄せていた)
  • 相手が言った言葉(例:「それはちょっと…」)
  • 自分が言った言葉(例:「私はこう思う」)
  • その場で起きた出来事(例:会話がそのまま終了した)

ステップ②:自分が上乗せしている“解釈”を書き出す

心の中で勝手に結びつけている思考を書き出してください。

  • 嫌われた気がする
  • もう関係は戻らない
  • 自分の言い方が最悪だった

書き出すことで「ただの推測」だと自覚できます。

ステップ③:別の解釈を自分に与えてみる

同じ事実でも解釈は無数にあります。例:

  • 相手は驚いただけかもしれない
  • 真剣に受け止めて考え込んだだけかもしれない
  • 時間が経てば理解が深まるかもしれない

確かな真実は分かりません。ならば、自分を楽にする解釈を採用してみましょう。

ステップ④:行動は“24時間後”に決める

感情が高ぶっているときに連絡したり謝ったりすると、かえって関係を悪化させます。まずは24時間、自分を落ち着ける時間を持ちましょう。


■本音を話せる人は弱くない

本音を言うのは勇気のいる行為であり、関係を大切に思うあかしでもあります。ぶつかった直後に自分を責めず、上のステップで心を整えてください。

起きたこと=事実。 苦しんでいるのは=解釈。 だから、事実と解釈を切り離せば心は回復する。

■まとめ(短く)

  1. 事実だけを書き出す
  2. 自分の解釈を書き出す
  3. 別の解釈を用意する
  4. 行動は24時間後に決める

まずは紙とペンを取り出して、事実だけを書いてみてください。心は必ず落ち着きを取り戻します。

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ひと息さん
ひと息さん
7年間教員として子どもたちや保護者と関わる中で、「人生の計画を立てることの大切さ」を感じてきました。先生の仕事、プライベートの充実、節約貯金投資など、頑張りすぎず、でも前向きに。そんな働き方や暮らし方を一緒に考えられる場を目指します。FP3級/メンタルヘルス・マネジメント2種3種/基本情報技術者試験