「苦手な同僚との付き合い方」職員室の人間関係をラクにする考え方

教員という仕事は、生徒対応や授業だけでなく、職員室の人間関係にも多くのエネルギーを使います。
特に若手教員にとっては、価値観も働き方も違う先輩・同僚との距離感に悩むことが少なくありません。

今回は、7年間教員をしてきた経験をもとに、「苦手な同僚」とうまく付き合うための考え方と実践テクニックをまとめました。

1. 「苦手=悪」ではない。役割の違いとして捉える

学校は、年代も経歴もバラバラの大人が集まる職場です。
その中で「合わないな…」「この人苦手だな…」と思う相手がいて当たり前。

大切なのは、
「苦手=相手が悪い」ではなく、「価値観や役割が違うだけ」
と受け止めることです。

例えば、以下のように見方を変えると気持ちが少し軽くなります。

  • 口調がきつい → 仕事のスピードを重視するタイプかもしれない
  • 指示が細かい → トラブルを嫌う慎重なタイプかもしれない
  • 任せてくる → 自立を求めている可能性がある

性格ではなく「傾向」として捉えるだけで、心の負担が減ります。

2. 職員室での「安全距離」を決める

苦手な人に無理に近づく必要はありません。
むしろ距離を適切に保つことはプロとして必要なスキルです。

● 距離を取るための具体例

  • 物理的に席を離す、話す回数を調整する
  • 長話になりそうなときは「今、業務の合間でして…」と短く切る
  • LINEやSlackでは必要最低限の連絡にする

距離を取ることは逃げではなく、自分のメンタルとパフォーマンスを守る戦略です。

3. 言い方を変えるだけで摩擦は激減する

若手の悩みとして多いのが、“言い返し方”や“依頼の仕方”。
実は言い方を少し変えるだけで相手の反応は大きく変わります。

● 摩擦を避ける便利な言い回し

クッション言葉を使う

  • 「念のため確認なのですが…」
  • 「〇〇先生のお考えも伺いたくて…」

否定しない伝え方にする

  • 「ただ、△△の観点からもう一度考えてみたいのですが…」
  • 「〇〇という意図で進めているのですが、他に気をつける点ありますか?」

“私はあなたの敵ではありませんよ”という雰囲気を出すと、驚くほどスムーズになります。

4. 味方をつくると働きやすさが激変する

学校は閉じた環境だからこそ、味方が一人いるだけで働きやすさは大きく変わります。

味方とは「仲良し」ではなく、困ったときに相談できる相手のことです。

● 味方づくりのポイント

  • 無理に仲良くしようとしない
  • 小さな相談や雑談から関係を作る
  • 自分からgiveしすぎない(疲弊しない)

若手同士でも、養護教諭でも、事務でもOK。
味方が一人いるだけで、苦手な人との距離感も整いやすくなります。

5. 我慢しすぎない。必要なら管理職を使う

ハラスメント、過度の押しつけ、明らかな人格否定など、
限度を超える関わりがある場合は我慢する必要はありません。

相談先の例:

  • 主幹教諭
  • 学年主任
  • 教頭
  • 信頼できる先輩教員

教員は“人間関係で辞める人”が本当に多いので、早めの相談があなたを守ります。

まとめ:苦手な人との距離感を整えることは若手の必須スキル

苦手な同僚との付き合いは誰もが経験する普通の悩みです。

  • 苦手=悪と捉えない
  • 距離をコントロールする
  • 言い方を工夫する
  • 味方をつくる
  • 限界なら相談する

これらを実践することで職員室でのストレスが減り、
授業にも生徒対応にもポジティブな余裕が生まれます。

あなたが職員室で安心して働ける環境を、自分の手でつくっていきましょう。

ABOUT ME
ひと息さん
ひと息さん
7年間教員として子どもたちや保護者と関わる中で、「人生の計画を立てることの大切さ」を感じてきました。先生の仕事、プライベートの充実、節約貯金投資など、頑張りすぎず、でも前向きに。そんな働き方や暮らし方を一緒に考えられる場を目指します。FP3級/メンタルヘルス・マネジメント2種3種/基本情報技術者試験