はじめに

保護者対応を終えたあと、
・胸の奥が重い
・言われた言葉が何度も頭に浮かぶ
・怒りや悔しさ、悲しさが混ざって止まらない

そんな状態になることは、決して珍しくありません。
それは、あなたが真剣に子どもと向き合ってきた証拠でもあります。

今日は、保護者対応のあとに荒れてしまった心を、少しずつ整えるための話を書きます。


感情が強く残るのは「弱いから」ではない

強い言葉を向けられたとき、人は無意識に身構えます。
それが長時間続いたあと、感情が一気にあふれるのは自然な反応です。

特に教員は

  • 感情を抑え
  • 相手を尊重し
  • 学校としての立場を背負い

「自分の気持ちを後回し」にする訓練を日常的にしています。
だからこそ、対応が終わったあとに反動が来るのです。


まずやってほしいこと:感情に「意味づけ」をしない

怒りが湧くと、
「自分の対応が悪かったのでは」
「教師として失格なのでは」
と考えてしまいがちです。

でも、今は分析の時間ではありません。

今ある感情は、
👉 正しい・間違っているではなく「出てきただけ」

まずは
「私は今、怒っている」
「私は今、傷ついている」
そのまま認めることが、心を整える第一歩です。


気持ちを外に出す(言葉にする・書き出す)

感情は、頭の中に閉じ込めるほど大きくなります。

おすすめなのは

  • 誰にも見せないメモ
  • スマホの下書き
  • 紙に殴り書き

きれいな文章でなくて構いません。
「悔しい」「腹が立つ」「納得できない」
そのままでいい。

外に出た感情は、少しだけ力を失います。


「今日はもう何もしない」と決めていい

保護者対応のあとは、心が戦闘モードのままです。
その状態で

  • 反省
  • 対策
  • 次の一手

を考えると、さらに消耗します。

今日は

  • 授業改善も
  • 指導案も
  • 自己反省も

しなくていい。

回復してからで、十分間に合います。


「あなたが悪かったわけではない」という視点

保護者対応では、

  • 学校への不満
  • 不安
  • 社会全体への怒り

が、たまたまあなたに向かうことがあります。

あなたは「矢面」に立っただけで、
原因そのものではない場合も多い。

この視点を持つだけで、
自分を責める気持ちは少し軽くなります。


最後に

今日は、本当によく耐えました。
誰にも見えないところで、先生は何度も踏ん張っています。

感情が残っているのは、
あなたが冷たい人間ではないから。
ちゃんと感じる心を持っているからです。

まずは、
「今日の自分を守ること」
それだけで十分です。

明日のことは、少し元気が戻ってから考えましょう。

ABOUT ME
ひと息さん
ひと息さん
7年間教員として子どもたちや保護者と関わる中で、「人生の計画を立てることの大切さ」を感じてきました。先生の仕事、プライベートの充実、節約貯金投資など、頑張りすぎず、でも前向きに。そんな働き方や暮らし方を一緒に考えられる場を目指します。FP3級/メンタルヘルス・マネジメント2種3種/基本情報技術者試験